アスペルガー症候群の特徴と子どもへの対処の一体験

03.302015

この記事は5分で読めます

 

こんばんは。コウです。

 

今日は、アスペルガー症候群の特徴と

自分の子どもがそうかどうか、に悩む親や

知り合いがそれで悩んでいる方のために、

少しでも参考になればと思い、書いてみます。

 


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というのは、私の知り合いで、

アスペルガー症候群と

その知り合いの方の長男が診断されて、

 

その後、高校生くらいまで大変だったお母さんがいて、

その子が小さいころ、関わった経験があるからです。

 

私が、主に小学生の子ども対象の

塾の講師をしていたころ、

 

小学校三年生のお母さんが、自分の息子を

どうしても入れたいと言って訪ねてきました。

 

入口のエレベーターでたまたま、

その親子と一緒になって、

 

「よく来ましたね」と声を普通にかけて、

軽く肩に触れた途端、

 

そのエレベーターの中で、どかん、と、

かんしゃくを起こしたような動きで、

下に寝そべるというか、倒れ込んでしまい、

 

私はものすごくびっくりして、

「何かやってしまったのだろうか、私は…」

「いや、肩に手を触れただけだけど…」

と、頭がぐるぐる回ってしまいました。

 

でも、お母さんの様子はというと、

いつも見慣れているふうに

何も動揺せずケアしていたので、

顔には出しませんでしたが、内心さらに驚いてしまいました。

 

その男の子は、

教室の中に入ると大丈夫になったのか、

問題なく普通に戻ったので???と思いながら、

 

面談みたいな形で、お母さんと話すと、

「私も塾の授業中に毎回ずっと横に付き添うので…」

というので、ちょっと尋常ではないな、と思い、

 

理由を聞いてみると、

 

「実はうちの息子がアスペルガー症候群と診断されて、

でもそれで特別学級に入れるとか、人より違う、

何か劣っているという意識を子供に

植え付けたくないんです」

 

と言ってきました。

 

いろいろ考えた結果、

授業は一番後ろの席を定位置にして、

毎回同じ机、同じ場所に座る形で、

お母さんが横に座って、

 

何かあったらケアしてもらう、

ということで受け入れました。

 

私は、当時アスペルガー症候群自体、

良く知らなかったので、

いろいろと調べられるだけ調べてみました。

 

すると、

 

アスペルガー症候群は、

自閉症のカテゴリーの中に分類される発達障害であり、

知的な遅れがあるわけではないため、

一見すると普通の子どもと何も変わりがないように見られる。

そのため、ある意味、変わりがある子どもより対応に苦慮する場合がある。

 

症状には個人差がかなりあるものの、おおよその特徴としては、

 

〇 全般的に変化を嫌う傾向が強い(環境の変化に対して弱い)

 

〇 言葉の意味が理解できない、あるいは全てストレートに取ってしまう。

 

例)

「まっすぐ学校に行くのよ、わかった?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「わかったの?」

「・・・・まっすぐには行けない!」

(信号のところを曲がらないといけないから、という認識)

 

〇 興味が限られている、あるいは、興味を持った一つ異常に集中する。

 

〇  行動の手順や順番、配置などに強いこだわりを持つ。

 

例)

机の上や、引き出しの中のものの配置とか、

例えば、家に帰ってきて手を洗うとすると、

水道の蛇口をひねって、

ハンドソープのプッシュを3回押して出して、手に付けて、

それから儀式のように手順を踏んで、手を洗うとか、

自分で決めた手順やルールを徹底する。

 

〇 なので、その子どもにとって予想外の出来事が起きた時に激しく苦痛を感じる。

 

〇 人ごみ、雑踏、騒音などが激しい環境に置かれると不安になりパニックを起こす。

 

などでした。

 

いい勉強のチャンスだと思い、生徒として受け入れて、

結果的には通年で、来たりこなかったりでしたが、

 

来た時には、その子が答えられそうな問題を投げかけて、

まっさきに手を上げてもらい、すかさず当てて、

発表して貰い、「正解!」と大きくリアクションしたりして接していました。

 

その子自身もとても喜んでいましたが、

その子のお母さんが、その様子を横で見ていて、

心の底からの笑顔が向けられたのを今でも覚えています。

 

 


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その後、特に深い縁が続く事にはならなかったのですが、

それから10年近く経って、たまたま、そのお母さんと

自分自身の子どもの関係から接することになって、

 

お互いに気づいて、再会に驚くと共に、

「〇〇くん、どうですか?」

と聞くと、高校までは大変で、

 

中学でのいじめの対象になって、

すごい状態になったので、

高校選びを徹底的に行なったところ、

 

その高校が肌に合ったのか、

高校からは、そういった症状での不適合が

あまり表に出なくなり、

今は大学に行っている、ということでした。

 

私も、ほんの少しの体験ですが、

アスペルガー症候群の子どもを持つお母さんの

悩みに接したことで、その後、そういった方面に

少し興味が出て、ときおり情報収集したり、

調べてみたり、とやっていたのですが、

 

これは、あくまで私個人の意見ですが、

医者のレッテル張り(病名張り)による弊害も

考慮に入れるべきではないか、と思われます。

 

多動症(ADHD)という言葉も、

その時期に流行り始めていたのですが、

何か、病名(●●病)や症状名(●●症)を

つけると、その時点で立派な病気や疾患になります。

 

でも、医者もその実、原因やその症状に対する

理解や見識、研究が徹底され、解明されたうえで

つけているかというと、そうではないです。

 

例えば、アトピーなんか有名なので、

もうご存知だとは思いますが、

「アトピー性皮膚炎」などと言われますが、

 

このアトピーという言葉はギリシア語で

「奇妙な、異常な」という意味です

 

「息子さんは異常な皮膚炎です。」

と医者が言ったら、

 

「えっ、どう異常なんですか?それを教えて下さい、

そのためにお金払ってきているんです、先生!」

と言いたくなりませんか?

 

でも、

「息子さんはアトピー性皮膚炎です」と言われると、

何かしっかり診断された気がしてしまいます。

 

たいてい、その後にその特徴や症状を

いろいろ言われると、親の頭の中に、

その病名が、病気として張り付きます。

 

現代の日本では小学校に入ると、集団教育が

当たり前で、机に向かって椅子にじっと座って、

1時間ちかく×6回を続けられないだけで

異常と判断されますが、それに耐えられない子どもが

一定率いて当然と言う考え方もあります。

 

大人になってみれば、そういう症状が緩和されたり、

そういった集団行動が取れない人が凄い芸術家になったり、

一人で生きていて、ちょっと変わってる人だな、

くらいで済む場合もあります。

 

もちろん、そうでない場合もあると思うので

無責任なことを言ってはいけないのかもしれませんが、

 

子どもを小学校に入れた時から、

そういう症状で悩んできた時には、

 

今の学校教育のスタイル自体が

もう時代にそぐわなくなっているのかも、

というくらいで引き直して考えてみる事も

大切かもしれません。

 

エジソンも、小学校中退です。

でも、エジソンのお母さんは

我が息子をずっと「天才だ!」と言って、

その小学校の先生と戦ったという話も

聞いたことがあります。

 

小学校や中学校のルールが、

画一的すぎて、それに適合しない子どもを

病気と判断するのは、早計かもしれません。

 

一つの事をずーっと突き詰めて行ったり、

やたら動き回ったほうがよかったり、

そういうタイプの生き方もあり、

ではないでしょうか?

 

少し無責任すぎたらごめんなさい。

 

特徴や診断チェックも大切なことだと思いますが、

同時に、その子の今マイナスに(大きく)見える

ものを、あえて個性と捉えて、そういう目で

何かできないか、という考えも大切ではないかと思います。

 

SANYO DIGITAL CAMERA

 

最後にアスペルガー症候群またはそれっぽいと言われている、

有名な偉人や芸能人を紹介して終わります。

 

アインシュタイン、ベートーベン、

レオナルド・ダヴィンチ、エジソン、ゴッホ、

坂本龍馬、織田信長、イチロー、GAKUTO、

鳥居みゆき、さかなくん、ジミー大西

などなど。

 

今日はこれにて!コウでした。

 


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コメント

    • みゆ
    • 2016.03.18

    一年前の記事へのコメントで恐縮ですが、
    私自身、「ふつう」と少しずれていて、生き辛さを抱えてきたので、
    個性としてそれを受け入れていく、という考えに、共感します。

    「正常」「ふつう」とされるものにあてはまらないものは、
    「異常」とされ、カテゴライズ・ラベリングされて、
    病気などの名前をつけられるというのは、
    特に精神的なものにはよくあるかと思います。

    異常とし、否定して、直そうと矯正すれば、
    自分を肯定できないまま、自己否定をし続けることになり、
    特に子供の頃にそういうことがあると、
    無意識下に、自己否定感が奥深く残ってしまうと思います。

    個性として、そのまま受け入れたいものです。

    強弱はありますが、アスペルガーの人は、けっこう多いかと思います(笑)

    どうしても、自分のものさしで、人を見たり、振り分けたりしてしまいがちですが、
    その人をそのまま見て、関係を築いていきたいと思います。

    コウさんの、小学生の塾生の方への対応やお母さんのご様子は、
    心温まるものがありました。
    そのような先生が、義務教育の一般的な場にも増えていればいいなと思います。

      • Koo
      • 2016.03.22

      みゆさん
      温かいコメント、本当にありがとうございます♪

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