てるてる坊主の起源は坊主でなくて女の子です。

03.262015

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こんばんは。コウです。

 

私も子供のころ、特に幼稚園の時に

よく、てるてる坊主をつくりました。

 

 

てるてる坊主

てるてる坊主、てる坊主、あした天気にしておくれ~♪

 

皆さんは、歌詞を全部知っていますでしょうか?

 


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「てるてる坊主」
作詞/浅原鐘村 作曲/中山晋平

 

てるてる坊主 てる坊主♪
明日 天気にしておくれ
いつかの夢の 空の様に
晴れたら 金の鈴 あげよ

 

てるてる坊主 てる坊主♪
明日 天気にしておくれ
私の願いを 聞いたなら
甘いお酒も たんと飲ましょ

 

てるてる坊主 てる坊主♪
明日 天気にしておくれ
それでも曇って 泣いてたら
そなたの首を チョンと切るぞ

 

この3番の最後が、

「首を チョンときるぞ」となっていることから、

テルテル坊主は首つりだとか、

怖いとか、サイトにもありますが、

 

昔の感覚と今の感覚は違います。

 

今の感覚で怖いとか感じても、この当時は、子供がちょんぎるとか、

別に普通に言っていたよ、と言っているものもあります。

 

私も、大正4年生まれのおばあちゃんに

昔話を聞いた時、

 

自分には実は兄がいたが、

生まれてすぐに死んだ、ということをぽろっと言われて、

 

「えっ!」と驚いたら、「別に昔は良くあったことだよ」と、

あっさり言われたことがありました

 

私は、大正時代の当時は、

童謡としても別に怖いものではなく、

当時の普段の感覚で作ったし、怖くもなく歌われたのだと思いますね。

 

さて、起源を調べてみると、

元は中国で、女の子だったという説がほぼ有力です。

 

中国の伝説上の人物、晴娘(チンニャン)といわれていて、
彼女は、手先が器用で、切り紙が得意な、

北京に住む、利発で美しい娘さん。

 

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ある年の6月、
東海龍王が北京に現れ、大雨を降らせます。

 

ちなみに、東海龍王とは、

中国の伝承で、四方の海に配された龍王の中で

長兄とされる龍(西遊記)のこと。

 

海底の水晶宮に住むといわれています。

 

この東海龍王のしわざによって、
雨は何日も降り続き、都はひどい状態になって大惨事に。

 

この東海龍王は、晴娘(チンニャン)に

「息子の妃にならなければ、北京を水没させるぞ!」と迫ります。

 

晴娘は屋根に登って、みんなのためにと天へ昇り、

東海龍王の元へ逝きました。

 

大雨は降り止み、都は水害から救われました。

 

————————————————————

こういう伝説です。

 


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以来、人々は晴娘(チンニャン)を偲んで、

雨が降り続ける6月ごろになると、娘たちに命じ、

切り紙をつくらせて、軒下に吊り下げるようになった、

 

というのが起源らしいです。
 
それが「掃晴娘」(サオチンニャン)と呼ばれて、

平安時代に日本に伝わってきたそうです。

 

掃晴娘(サオチンニャン)は天(空)の雨雲をきれいに掃いて

掃除してくれて、晴れにする女神というような意味合いです。

 

日本のてるてる坊主と違うところは、

紙でできていること、女の子の姿をしていること、

ほうきを持っていることなどです。

 

ほうきを持っているのは、

晴娘(サオチンニャン)が雨雲を掃き切って、

晴れの気を寄せてくれますように、

という意味からだそうです。

 

今の中国では、この風習はほぼ行われていません。
どうして、日本で、女の子から男の子の人形に

変わっていったかという理由については、

 

一説には、日本では日乞いをするのが

修験者などの男性だったことから、

男の子の人形に変化していったのではないか

と言われています。

 

江戸時代には「てるてる法師」

とも呼ばれていたようなので、

あながち、嘘ではないようです。

 

吊すときには、顔は書かずに、

のっぺらぼうの状態で吊して、
晴れたら、そのお礼に顔に目や鼻や口を書いてあげて、

 

お酒を頭からかけて、お清めとして川に流すのが、

本来のやり方だという説もあります。

 

晴れを呼び込む日乞いの逆で、

雨乞いの時には、逆さにつるしたり、黒い坊主にするそうです。

 

このへんは、おもしろい風習ですね。

 

今日は、てるてる坊主の起源についてでした。

起源は、今の状態とは真逆ということがあったりするので、

起源調べは、けっこう面白いです。

 

では、また明日!

 


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